「記録」としての写真
―道に偶然捨てられていた煙草のパッケージとその周辺環境の撮影から―
ジャンル | PHOTOGRAPH, SURVEYS_and_RESEARCH |
担当教員 | J.Sato |
展示場所 | 9号艦地下展示室(小) |
ジャンル | PHOTOGRAPH, SURVEYS_and_RESEARCH |
担当教員 | J.Sato |
展示場所 | 9号艦地下展示室(小) |
今は当たり前に見ている景色が、数十年後には非常に珍しいものになっているかもしれない。その光景が存在しているうちに記録すること。それが写真を撮る意義だと考えた。昨今は喫煙人口や煙草の販売数が減少し、喫煙離れが加速している。近い将来、煙草のパッケージが道端に捨てられているという光景はなかなか見られないものになっていくのではないかと考え、記録することにした。その撮影を通して、果たして写真は「記録」に過ぎないのだろうかと考え始めた。そこで、撮影した写真に基づいてその疑問についての考察を行なった。