日本人が色に名前をつけ始めた時代では、時間ごとに変化する光の色4つを基本に、自然そのものを色の代名詞として使用していた。この作品ではかつての時代のやり方をなぞり、周囲のものから伝統的な色に名前をつけ直している。古来より存在してきた日本的なセンス、そして命名されるまでの歴史を現代で模倣することにより、伝統色、ひいては古代の日本人の感覚を身近に思える作品を制作した。
猫を吸いながら好きなことして生きていきます。