日本のアニメは、1917年に誕生してから100年間で培われた「視覚表現の系譜」があり、日本アニメ史の3つの流れから形成されている。1つに1917年に切り絵などの様々な制作方法が模索された「漫画映画」。次に1948年に集団制作を開拓した東映動画やスタジオジブリによる芸術作品思考の「長編アニメ映画」。最後は1963年放映の『鉄腕アトム』から現在の大量生産的思考の「テレビアニメ」。 以上の流れを踏まえて、視覚表現の系譜を実際の作品を例に読み解き、クリエイターの表現創出の足がかりとなる書籍を目指す。
アニメと動物が好きです。