サイコロを利用する偶然性をもつ遊びは「不確定ゲーム」へ分類される。本研究では、不確定ゲームが起こす偶然のゲームを、アルバムのように保存し永続して楽しみたいという想いを根源に、ログデータを形象化する。表現として、偶発的に起こるイベントを記録し、それを偶然性を利用する「音楽のサイコロ遊び」やフレーズ反芻が基軸のミニマルミュージックの仕組みの音響を出力するボードゲームコンテンツを制作。この作品により、ゲームにおける「管理された偶然性」の具象表現方法と、人と機械による共同の音響作成の可能性を提案する。
眠気やこじらせたマイノリティと乱闘しています。卒業後は富士の麓にいるはず。