現代では、多くのものが合理的で綺麗に完成されていく。しかし、その過程は決して簡潔であるとも限らず、混沌としていることも多い。そのためこの絵本では自身のミニマリズムへの憧れを風刺するとともに、読者に混沌の良い側面を伝えたい。今作は地球と月という対照的な存在をモチーフに空間の描き分けに注力した。また、可愛らしいキャラクターと奥行きのある世界観を表現し、子供も大人も楽しめる絵本の制作を試みた。
社会に適合するため、夜型人間矯正中。