反復する物語 物語の定型儀式

物語の定型儀式

ジャンル
書籍
担当教員
森山 明子
展示場所
9号館 304

表現における解釈は常に読者のものだ。物語において読み手は解釈すると同時に、自らの現在に意味を持たせ評価したり、過去の意味を変えたり、肯定したりする。そういう意味で物語は私たちが現実を生きて行く上で必要不可欠なものとなる。神話学の部門のひとつに、様々な文明における神話に対して類似性や基底構造を見いだす学問がある。本制作ではそれらの理論をもとにしてストーリーを構成し、漫画で表現する。反復され続けている物語と、私たちがそのような物語から離れることの難しさを示す。

脇 百花 Waki Momoka

脇 百花 Waki Momoka

Waki Momoka