いしき

昨今さまざまな情報が、目まぐるしく現れては消えを繰り返している。厳しい環境にも負けず、変わらず特定の情報を持ち続け、そこに存在し続ける“石”に興味を持った。河原の石が長い時間をかけて削れて丸くなるように、わたしたち時間の流れよりはるかにゆっくりと、石も少しずつその環境によって変化しているのではないか